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*あっさりカンタン! デュアロジックシフトノブ交換にチャレンジ

 
  インテリアカスタマイズの定番、といえばもちろんシフトノブ交換です。

過去Alfa Romeoを中心にご紹介してきたこのページ、FIATは!? ABARTHは!?にお応えすべくチャレンジしてみました。近年特にその勢力拡大中のデュアロジックモデル、もちろんコレだってシフトノブ交換をお楽しみいただけます。どうやって外れるの?うーん……。じつはコレ、やってみると意外とカンタンです。

500ABARTH、こちらもやっぱりいったいどうやって!?なんですが、やってみるとこれまたカンタンです。FIAT、ABARTHオーナーの皆さん、お待たせしました!です。はじまります。

さらに今回は、もう一歩先を目指したカスタマイズ、完成度をより高める小技もあわせてご紹介しましょう。
   



 

さて、デュアロジック車のシフトノブです。NEW 500、そしてNEW Pandaはまったく同じ構造です。左右にひねってみても抜ける気配はありません。ガチャガチャやると壊れそうだし……。途方に暮れた方も多いのではないでしょうか。

では早速。シフトノブ下部に、キャップ状になっている部分があります。ここがヒミツのカギ。このキャップ状の部分をシフトノブを上から見て時計回りに90度、クイッとひねってください。これでロック解除されました。あとはシフトノブを上に引くだけです。あの苦労はなんだったの!?ってくらいあっさり抜けます。場合によってはこのキャップ部分が最初からロック解除されてることもありますが、イタリアから来たクルマなのでお察しください……。




 

これですね。シフトノブ本体、左画像、メッキのキャップになっている部分です。これでロックされています。
キャップを回すことにより、シフトノブ内部の爪が、シフトレバー側の溝に噛み合わさるカタチになり、シフトノブが固定されています。

右画像はシフトノブを下から見た図です。この方向から見た場合は、キャップを左方向に回すとロック解除です。
ほんと、アッサリ外れます。スポンッと。シフトノブ交換なんて初めて!という方でも、15秒位あれば完了するはずです。




 
さて、ワクワクしてきました。シフトノブを取り付けましょう。
ゴムキャップが付属している場合は、シャフト径に近いサイズのものをトップ部分に装着します。シフトノブのネジ部分を隠すキャップを先にシャフトに通してください。これ、意外と忘れることがあります。シフトノブを固定したあとで、あっ……。また最初からやり直しですから。落ち着いていきましょう。

シフトノブを固定します。ここからが今回最大のポイントです。シフトノブは、ほとんどの場合穴の周囲3方向から小さなイモネジを締めこんで固定する方法です。この時、ネジをそれぞれ平均的に締め付けるようにしてください。車から出ているシャフトが、シフトノブの穴、できるだけ中央にくるようにしましょう。

各ネジを少しずつ締め込んでください。一箇所を一気に締めつけるのではなく、それぞれレンチ一周ないし2周分ずつ締め込むような感覚です。 センターがずれてしまうと、下のキャップが締められなかったり、シフトノブ本体がしっかり固定できにくくなったりします。ここ大事なポイントです。



 
さて、完成間近。もうニヤニヤしちゃってるんじゃないでしょうか。
シフトノブがしっかり固定できたら、キャップをクルクル締めこんで完成です。
いいんじゃないでしょうか。ニヤニヤ。



 
NEW 500に特に人気のBLACK社ANATOMICOシリーズ。こちらも基本作業は同じです。
先程の作業で、「穴のセンターにシャフトがこないと〜」は、特にこのキャップ部分が長いタイプの場合重要になってきます。慎重にネジを固定してください。



 
シフトノブ本体がまっすぐに装着されていれば、下のキャップ部分はスムーズにねじ込んで固定できるはずです。シフトノブがナナメになってしまっていると、ネジがうまく咬み合わないません。
はい、完成です。スッキリです。



 
さて、こちらはやる気みなぎる500ABARTHです。日本仕様はこの状態になっているはずです。
シフトノブ本体(トップの丸い部分)、パイプ、ブーツの3点で構成されています。

まずは取り外しから。頭の丸い部分はねじ込まれています。左に回せば外れます。はい、完了です。
と、いかない場合も多々あるはずです。イタリアですから。また、球形の金属素材はとても滑りやすく、チカラが入りにくい部分です。そんな時はアタマの部分にゴム状の滑り止めなどを巻き、しっかりと掴んで回してください。



 
左画像:はい。外れました。

左画像: 内部はこうなっています。 ブーツとパイプ部分がこの上からかぶせられ、最後にシフトノブがねじ込まれている構造です。
ブーツは根本内側にプラスティック製のワクが入っており、そこから出ているツメがコンソールにはめ込まれて固定されています。根本部分を平均的に上に持ち上げるように引くと外れます。一箇所に無理なチカラを加えると、ブーツ内部のワクが破損する可能性がありますから十分注意してください。



 
ブーツとパイプ、これが上の右画像部分にすっぽりとかぶさって固定されています。
シフトノブ交換の際は、このパイプは使用しません。ブーツとパイプはタイラップで固定されていますので、パイプをブーツから抜いてください。



 
ブーツを固定し、シフトノブを装着して完成です。

左画像:MOMOシフトノブに交換、ブーツはノーマルブーツをそのまま使用しています。この状態ですと、やはりシフトノブとブーツの隙間から金属のシャフトが覗いています。うーん、やっぱりちょっと……。ですよね。で、右画像をご覧ください。こちらはノーマルのキャップの代わりにアルミ製ブーツストッパー(ロングタイプ)を使用しています。いかがでしょう、この完成度の高さ。やっぱり細かなところにもしっかりとこだわらないとね。

500 ABARTHの場合、標準装着されているシフトブーツは比較的短めになっていますので、ノーマルブーツ使用の場合はブーツストッパー(ロングタイプ)が最適です。

Grande Punto用の長めのブーツを使用している場合はショートタイプのストッパーでもOKです。



 
さて、こちらはデュアロジックモデル。こちらもシャフトの露出が気になります。
左がシフトノブだけ交換した状態です。
ここでもブーツストッパーを使用して、シャフトの露出を隠してみましょう。

右画像、こちらはショートタイプのブーツストッパーを装着したものです。 装着するシフトノブにもよりますが、ストッパー下端とゲート部の隙間は20mm〜25mm前後です。うん、バッチリじゃないでしょうか。



 

さて、ロングタイプもいってみましょう。
こちらの場合は取り付け時、いわゆるポン付けというわけにはいきません。少しだけ工夫が必要です。パイプ部分が長いためシャフトをすっぽり隠すことは可能ですが、ゲートとのクリアランスも考慮する必要があります。そのためシフトノブの固定位置を上の方に持ってくる必要がありあます。
つまりノーマル状態よりシフトノブが高くなるということです。 その辺りの位置調整を慎重におこなってください。




お疲れさまでした。作業完了です。

いかがでしたでしょうか。デュアロジックシフトノブ、カンタンに外れましたね。さあ、あとはシフトノブ選び、そして最後のひと工夫で、ビシッと決まったインテリアが完成します。









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