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*DIYの定番、フロントエンブレム交換が進化して帰ってきた!
 

一番大事なモノはなに?

もちろんカオ、顔、フロントマスクに決まってます。そんな大事な愛車の顔が、ある日アレレ……な表情に。グリルのど真ん中、あのエンブレムが哀れ無残な姿に。表面のクリア層が浮き、そこに浸透する水分。次第に剥がれるクリア層。いつしかパリパリと剥がれ落ち、みるみる色褪せて……。

これじゃ百年の恋も一気に覚めるってもんです。イタ雑定番エンブレム交換、以前ご紹介した方法は初級編、時間と気合いは存分にあるぜ、という作業でした。が、今回は進化して帰ってきました。ちょっとチカラワザです。ガツンといきます。覚悟してください、なんてちょっと大げさでしたが、とにかく作業時間は大幅短縮です。

さらに今回は、156後期、147、GT等に使用されている新世代タイプのエンブレム交換にもチャレンジしました。
エンブレム、どっちが付いてるんだっけ?と言う方も必見です。

というわけで、エンブレム交換EVOLUZIONE、さっそくスタートです。

   



 
というわけで始めましょう。まずは定番、156前期型、通称フェイズ1と呼ばれるタイプで作業します。その他145、166前期、916系のGTV/Spider等々がこのタイプのエンブレムを使用しています。
イタ雑WEBに掲載の、 AL00000226 (4,410円)のタイプになります。



 

さて、劣化したエンブレムの取り外しです。以前はエンブレムとグリルの隙間にヒモを入れ、少しずつ少しずつ、でした。指が痛い!全然取れない!時間がかかる!というわけで、ガツンと行くことにしましょう。文明の利器、電動ドリルの登場です。

エンブレム裏面にあるピン位置のあたりを狙い、グリグリッといきましょう。できれば太めの刃をご用意ください。狙いをしっかりさだめ、ギュイィィンとね。ただしこの時、力加減が大切です。エンブレム表面は湾曲していますから、刃先が滑ってボンネットをギリギリ〜なんて泣くに泣けません。

そして、穴を開けるのはエンブレムだけ。勢い余ってベースのグリルまで一気に開けてしまわぬよう、細心の注意をはらってください。

はい、無事2つの穴があきました
ここでいつものアレ、Zippoオイルの登場です。裏面の両面テープはかなり強力ですから、Zippoオイルを流し込み、粘着を緩めてください。




 

さて、それではいよいよ取り外し。開いた2つの穴に、ラジオペンチを突っ込んでグイグイいきましょう。といってもチカラ任せにガンッといってはダメ。グリルが割れないとも限りませんから。ジワジワと力を加え、メリメリッと両面テープが剥がれる感覚を指先で感じながら、繊細に、しかし力強く……。

ややこしいですね。ホントにこれで取れるの?なんて不安になるくらい強力なものもありますが、少しずつグリグリやってはZippoオイルを流し込み、の繰り返しでほら、浮いできました。こうなればあとは一気に! です。メリメリメリメリ〜ポンッ!って感じです。




 
さて、あとは取り付けるだけ。Zippoオイルをたっぷり染み込ませ、硬化してしまった粘着成分を溶かしてください。マイナスドライバーなどでカリカリと削り落とすように、古い両面テープや粘着分を落としてください。



 

はい、すっきりキレイになりました。
ここまでくればもう完成したも同然。上下を間違えないよう注意して、ペタリ。完成です。




 
さて、ココからは新世代エンブレムの交換です。
147やGTのエンブレムはこのタイプです。イタ雑WEBに掲載のAL00007499 (1,260円)のタイプです。薄いアルミプレス製のものですね。と、ここで問題なのが156。Brera顔と呼ばれる最終型、フェイズ3はこのタイプになります。で、さてどっち?となるのが中期型。フェイズ2ですね。JTSエンジンが搭載され、内装もマイナーチェンジされたモデルがこれにあたります。外装は、サイドミラーとバンパーのヒゲがボディ同色仕上げ担っているタイプです。

このフェイズ2と、GTA。これが問題アリアリなんですね。年式じゃわかりません。現車確認のみ。右画像の左側、やや厚みのあるタイプは旧タイプエンブレムです。一番外側の金色に見える部分、ここがちょっと盛り上がってますね。これ、ポイントです。それに対して右側は新タイプエンブレム。アルミプレス成形品ですから、外枠部分までツルンとしてます。自分のクルマはどっちよ?という方、まずはグリルエンブレムを指先でナデナデ。でご確認ください。

それともうひとつ。156初期型モデルにお乗りの皆さんの中には、不幸にもアクシデントでフロントグリルを交換してる、なんて方もいらっしゃるはずです。そんな方は要注意。新世代エンブレム
が装着されたグリルに交換されている場合があります。念のためお確かめください。



 

それでは交換です。
147前期のグリルエンブレムで作業しています。画像ではボンネットから外した状態で作業していますが、装着したままでも全く問題ありません。薄いアルミ製エンブレムの裏面、ほぼ全面に強力な両面テープが貼付されているため、簡単そうに見えて意外と大変です。




 
まずは古いエンブレムの取り外しから。隙間にドライバーを入れてグリグリッ、なんてダメ。ぜったいダメです。ほら、あっという間にクローム枠にキズが入ってしまいます。



 
エンブレム本体は非常に薄いアルミ板ですから、金属素材としては非常に柔らかいものです。ですからセンター付近にキリ状のものや細いマイナスドライバーなどをプスッと差せばほら、このとおり。 簡単に穴があきます。この穴をもとに、グリグリと広げながらエンブレムをはがしましょう。



 
穴がある程度大きくなってきたら、大きめのマイナスドライバーなどを使って、メリメリと剥がしましょう。
アルミの切り口は鋭利ですから、指などを怪我しないよう、十分注意してください。

さて、エンブレムが剥がれたら例のごとく両面テープの除去です。ベッタリついてます。このくらいでいいか、なんて残ったままにすると、新しいエンブレムをしっかり装着できませんから。丁寧に最後までちゃんと取り除いてください。

 
ツルンとキレイになりました。それでは新しいエンブレムの装着です。

エンブレム下部に位置決めの突起が出ています。これをベース側の穴に合わせてください。、 曲がって着けてしまわないように、慎重に、です。まずは軽く、そっと置くように装着し、まっすぐなのを確認したらギュッと押して完成です。が、アルミ素材は思ったよりも柔らかですから、力が一点に集中しないようご注意ください。たとえ指先でも、押しどころによってはペコッとヘコんでしまうことがあります。手のひら全体を使って圧着する、というイメージでしょうか。

お疲れさまでした。作業完了です。

さあ、これで新車の感動を再び味わっていただけるはずです。エンブレムどうしよう……、なんてウジウジ悩むその前に、まずはやってみる。それが肝心です。

Do It Yourself コーナーでは「こんなことをやってほしい」、「これを付けてみて!」等々、皆様からのリクエストをお待ちしております。    Do It Yourself リクエスト







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